E-PACK11


 E-PACK11は、前年度の大会で高い信頼性を発揮したE-PACK10をベースに、改良を加え製作されたマシンです。

 前年型からの最も大きな変更点は、エンジンへの燃料供給システムを変更したことです。 これまで使用されていたキャブレターに代わり、今年度からはEFI(電子制御燃料噴射)システムが搭載されました。
 EFIは機械式のキャブレターと異なり、プログラムを用いて燃料噴射量を細かく制御することができます。 エンジン回転数やスロットル開度などに合わせて適切な量を送ることができるため、過剰な燃料消費を抑えることができるメリットがあります。

 車体については、構造的な変更は加えずに、寸法の小変更や、整備性の向上を目的とした改良が行われました。
 エンジンはEFIシステム搭載と低重心化を目的に、搭載位置・角度が変更されました。
 また、更なる低重心化・空気抵抗の削減を狙って足廻りのフレームを作り直し、車高を25mm引き下げています。

主要諸元
全長3000mm
全幅760mm
全高665mm
ホイールベース1650mm
トレッド560mm
全重量56kg
フレーム材料鉄角パイプ
操舵輪前輪
操舵形式アッカーマン方式
駆動輪後輪
タイヤミシュラン製20インチ
ブレーキタイプVブレーキ
カウル形状フルカウル
カウル材質FRP(2プライ)


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