E-PACK11


 今年度の赤マシン、E-PACK11は、昨年度のフレーム、カウルデザインから大きな変更は無いものの、前回大会の反省を生かし、より高い性能のマシンとすることを目標に改良されました。

 また、2、3年生を中心としたチーム構成になっており、若い世代のメンバーでの参戦となっています。
 今年度のもてぎ大会から新たにEFI(電子制御式燃料噴射装置)を搭載。開発を始めて約3年という月日を費やし、ようやく完成に漕ぎ着けました。 昨年度まで採用していたキャブレター(機械式燃料噴射装置) の欠点である、燃料噴射の最適化が難しいという点を克服し、燃費の向上を目指しました。

 EFIの搭載に伴う部品同士の干渉を避けるとともに、低重心化を図るため、エンジンマウントの位置を低くしました。 また、マシンの車高を下げ、空気抵抗を減らすなど、各所に改良が施されています。

 全国大会へ向けては、もてぎ大会で露呈した出力トルクの不足を補うため、スプロケットを大径化し、さらにクラッチウェイトの調整も行いました。 またEFIプログラムに関しては、より多くのセットを用意し走り込みを行うことで、気温や湿度などの走行条件により幅広く合わせられるよう対策が施されています。

主要諸元
全長3000mm
全幅760mm
全高665mm
ホイールベース1650mm
トレッド560mm
全重量56kg
フレーム材料鉄角パイプ
操舵輪前輪
操舵形式アッカーマン方式
駆動輪後輪
タイヤミシュラン製20インチ
ブレーキタイプVブレーキ
カウル形状フルカウル
カウル材質FRP(2プライ)


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