E-PACK10


 昨年の悔しい結果から1年。今年度のマシンE-PACK10は、前年型で露呈した問題点を解消することを第一の目標として製作されました。
 フレームはカウルとの寸法合わせ、及びエンジンマウント周りの構造最適化が図られました。
 また、前年型の主なトラブルの原因だった駆動系についても、車軸径の拡大、各部のクリアランスの見直しなどの改良が加えられました。
 さらに、今年度はカウルをリニューアル。前年までのものと同じデザインですが、今年はスクリーンを廃止し、ドライバーの頭部周辺とガソリンタンク部分のみ開口部を設けた形状となっています。

 全国大会に向けては、もてぎ大会の結果を元に細かな改良が行われました。
 エンジンはギアボックス内部の余分なパーツを取り除くことで、約1kgの軽量化が図られました。また、エキゾーストパイプはエンジン出力の最適化を狙って、より細い径のものに変更されています。
 カウルのカラーデザインについても手が加えられ、より見栄えが良くなりました。

主要諸元
全長3000mm
全幅760mm
全高690mm
ホイールベース1690mm
トレッド550mm
全重量56kg
フレーム材料鉄角パイプ
操舵輪前輪
操舵形式アッカーマン方式
駆動輪後輪
タイヤミシュラン20インチ
ブレーキタイプVブレーキ
カウル形状フルカウル
カウル材質FRP(上下各2プライ)


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